車のトラブルで運転中に音がおかしい時の対処の仕方

毎日運転していても、車の仕組みがよくわからないまま乗っている、

という女性ドライバーは少なくないのでは？

車の性能は年々アップして、急な故障は減ってきているとはいえ、

定期点検を怠ったりすると、突然の故障に見舞われることがあります。

今回は、運転中に異音がした時に考えられる車のトラブルと、

その原因、対処法について調べてみました。

車のトラブルで運転中になったら困ること

運転中に起きて困るトラブルと言えば、車のパンクと故障によるエンストです。

パンクと言ってもタイヤが爆ぜるパンクとは別に、

くぎなどが刺さってタイヤからゆっくり空気が抜けていく、スローパンクというものがあります。

この場合、走行中に異音がしますが、爆ぜる音はしないので分かりにくいことがあります。

エンストは、オートマチック車ではかなり起こりにくいのですが、

整備不良が原因の故障で、突然車が停止してしまうことは考えられます。

車のトラブルで音について

ゴーという音と共に車が右寄り左寄りになったりしたら、それはスローパンクの疑いがあります。

ベルトが切れかけの時には、エンジンルームの中からパタパタ、ぺチぺチというどこかを叩くような音がします。

ブレーキパットが消耗していると、ブレーキを踏んでいなくても連続的にキーンという音がします。

もし、ブレーキを踏んだ時にゴーという音がしたら、ブレーキパットの消耗が激しく危険な状態です。

オイル交換をしていなくてオイルが減ると、メーターパネルの油圧ランプがつきますが、

それにも気づかず乗っていると、アクセルを踏み込んだ時にカンカンやゴーなどの音がします。

これらの殆どは、定期点検をしていれば必ず防げることなので、

安全のためにも点検はサボらないようにしましょう。

特に女性は自動車関係の店が苦手な人が多いですが、最近はカー用品店がかなり女性目線になっていて、

ファッション誌を読みながら無料のコーヒーを飲んで待てる店も多くありますよ。

車のトラブルの対処の仕方

運転中のトラブルで一番最初にすることは、安全に止められる場所を探して車を停めること。

車が不調な時はハザードランプをつけて路肩に止めれば大丈夫、と思いがちですが、

万が一そのまま車が動かなくなったら、周りの車に迷惑がかかりますし、事故の原因にもなりかねません。

コンビニやスーパーの駐車場など、他の車の邪魔にならない場所に早めに停めましょう。

やむをえず走行中に止まってしまいそうになったら、ハザードランプをつけ、

出来るかぎり左に寄せて路肩に停車し、車を降りてロードサービスやJAFに連絡をしましょう。

ただし、路肩に停車できない場合があります。高速道路や二車線の道路の追い越し車線の走行中です。

実際に、高速道路の走行車線で突然車がエンストし、大きな死亡事故につながった例もあります。

高速道路で異音を感じたら、安全のため走行車線（左側）を走り、

すぐにパーキングエリアかサービスエリアに入って、ロードサービスに電話しましょう。

まとめ

冬季の車のトラブルで時々あるのが、エンジンルームに猫が入ってしまうというトラブル。

冬のエンジンルームは温かいので、車を停めると子猫がスルッと入ってしまうのですが、

エンジンをかけてそのまま走り出したら異音がしてさぁ大変。悲惨な事件になってしまうことも。

家の周りに野良猫が多いという人は、念の為ボンネットをバンッと叩いてから車に乗ると安心です。